恩師との出会い

恩師との出会い

私がまだ独身だった頃にプリントSHOPで働いていたことがある。
EDVANと言う

当時33才くらいだった社長が、飲食店とプリント会社を営んでいた会社だ。スタッフは社長をはじめ、奥さん、弟さん、事務員さん、パートの方に私の6人。いわゆる家内工業的な会社だった。

EDVANに入社する前にリップスターといブランドの販売をしていたのだが、そのお店が閉店になりお店構えが、カジュアルSHOPのように見えたEDVANをてっきりアパレルと思い面接に行ったらばプリントSHOPだったという
オオボケな私ではあったがEDVANに就職したことが結果大正解と言う結末を迎えるのである。

私は版下制作の担当になり、当時は、まだインレタで版下を作っておりそれをカメラでポジフィルムに焼き、現像し版型を作る工程だった。
細かい仕事ではあったが、以外や楽しくて仕事もすぐに覚えられた。暗幕の中で現像するのも好きだった。

当時、アナログな工程で版下を作っていたがある日、社長がMACのパソコンを導入した。当初、嫌で嫌で仕方なかったが苦手意識をなんとか克服し、毎日デザインソフトを触っていると、あまりにも簡単に版下ができることに驚き、楽しくて仕方なかった。

パソコンを使えるようになったのも、簡単なデザインなら自分で作れるようになったのもEDVANのお陰である。
今、新しく導入したイラストレーターやフォトショップもわからないなりに触れるのもそのお陰だと思う。

仕事の内容も大好きだったが、社長の人柄も大好きだった。
当時福山で有名なパブ『Begin』を若い頃に開店し大成功を収めた社長は笑いのセンスも抜群だったのだ(笑)
仕事中に腹筋が痛くなるほどよく笑った。

EDVANには、3年ほどお世話になり私も出産や開店と状況が大きく変わり
人から社長のことを聞くだけで、付き合いは疎遠になってしまっていた。

ある日、和田ちゃんが
『EDVANさん卸町に会社があるんですね。タウン誌に載っていましたよ』とみせてくれた。マザーアースから車で5分の距離である。しかも自社ビルになっていた。

うわぁ~社長すごいな!!
会いたいな~と思ったが、なかなか会いに行くきっかけをつかめないでいるところに、ふと社長がお店に立ち寄ってくれたのだ。
たまたま私は不在だったのだが和田ちゃんが預かっていた名刺に書かれていた携帯にすぐTELしてみた。

次の日には、早速会社に遊びに行き、私がいた頃と、随分様変わりをしたEDVANに驚きつつ当時アルトに乗っていた社長がベンツになっていたのが、おもしろ過ぎて突っ込みをいれながら あの頃のように社長と爆笑した。

私がいた頃は、会社が本当に厳しくて何もしてあげられなかったことをとても気にしていたようだった。お店の前を通るたびに、会いにいってみようかと悩んだらしい。
勇気を出してお店に行って良かった!!と罪滅ぼしと言い少々高めなランチをご馳走していただいた。

それから社長とのご縁がまた始まり、先日、卸町に用があり帰りにEDVANに寄ってみた。
今では受付があり、それから社長室に行くようになっている。
小一時間ほど社長と爆笑トークをし、帰宅してから社長にメールをした。

返信メールが程なく届き、
『恵美ちゃんは周りを明るくさせます。凄いです。また会いましょう!』
と書かれてあった。以前に社長のもとで働いていた頃に
『恵美ちゃんは、ムードメーカーじゃな』と言われたことをふと思い出した。

おもしろい社長が時々見せる社長哲学を私は尊敬している。
創業30年、今までに100人以上の人を面接し雇用してきた社長の言葉は胸に響き、数少ない私の強みかもしれないと思った。
社長のメールを保存し、ちょっと心が折れそうになると開いて読んでいる。

間違って面接に行ったことで恩師に出会えて良かった。
出会いは不思議であり、感動である。
意味のない出会いなんてないのだ。

20130529_p1010922_rEDVAN・兼田社長とロケット・渡壁社長と飲み会で。

お二人とも内海町出身でローカルな話がまたおもしろかった(^O^)

20130529_p1010924_r人生、山あり谷ありの社長哲学トーク中。
大変勉強になりました。